令和7年1月25日(土)に、札幌そして山鼻のことを一緒に学ぶ「山鼻未来講座」の第4回目が札幌市中央図書館3階講堂で開催され、約80名の参加がありました。
今回は、「札幌の歴史と山鼻村」をテーマに、元札幌市公文書館職員の榎本洋介氏より、約1時間お話しいただきました。
講座では、幕末から明治期にかけて、現在の札幌市に繋がる集落がどのように形成されてきたか、その過程で、山鼻村がどのような変遷を遂げてきたかなどお話しいただきました。
特に、山鼻地区を通っていた「本願寺街道」や「馬車鉄道」などの道路に注目し、当初、産業道路が通る地区として発展してきた山鼻地区が、その後、札幌市の拡大に伴い、住宅地となっていった様子を古地図や資料をもとに解説していただくなど、これからの山鼻地区の未来を考える上で、示唆に富む内容でした。