札幌そして山鼻のことを一緒に学ぶ「山鼻未来講座」の第3回目を、令和6年3月2日(土曜日)に札幌市中央図書館3階講堂で開催し、約90名の参加がありました。
今回は、「市電の歴史と山鼻の街並みの移り変わり」をテーマに、まち歩き研究家の和田哲氏より、楽しいエピソードを交えながら、約1時間お話しいただきました。
講座では、藻岩山の名前の変遷や明治天皇と山鼻公園のかしわの木、行啓通の名前の由来など山鼻の歴史にまつわるエピソードや、藻岩山周辺や中島公園の移り変わりなどを古い写真とともに紹介していただきました。
また、名古屋鉄道と札幌市電の不思議な縁、約100年前に中央区界川にあった温泉リゾート、石山通の元となる道路建設の歴史など盛りだくさんの内容で、参加者の皆さんは、懐かしい思い出に触れるとともに、たくさんの発見も得ることができたようです。
また、当日は、講堂前のホールに幌南小学校3年生の皆さんが総合学習の時間に作成した市電の魅力などを紹介する資料の展示も行われ、講演後にはたくさんの方がご覧になっていました。